お客さんから戻ったダンボールに
かわいいびんせんが
入っていました。
子どもの字で
「いつもおいしい
おやさいどうもありがとうございます。
好きなものもあるけれどきれいなやさいもあります。
たべられるようになります。」
と。
にこっ。
なかなか返事ができずすみません。
これからは返事ちゃんと書くようにします。
ほかのおうちでも、子どもがでてきて、
ぼくが野菜をもってくるところに
立ち合わせようとするおかあさんがいます。
「なにがきたかな。」
「やおやさんがもって来てくれるから、食べようね。
こないだぶろっこりたべものね。」
と、ぼくにでなくて、子どもに話をしています。
偏食で、野菜をほとんど食べないそうなんです。
かろうじて少しずつぼくのもって行く野菜を
食べるようになってきたと言うことで、なるほどなぁ。
味とか無農薬と言うよりも。
それは、ぼくも気がつかない「つながり」の部分でした。
おかあさん、えらい。
シュタイナー教育を実践している保育園にも
野菜をお届けしていますが、
そこに通っている「友だちの5歳の子」が
「ぼくたろうやおやさんのお野菜好きなんだよ」って
言ったと、びっくりしてお客さんになってくれた方がいます。
それも保育園でちゃんと「誰がもって来ているか」、
「誰がどういうふうに育てているか」
伝えているからなんでしょう。
野菜の味も、さることながらそう言うふうに伝えることで
感じることというのもある気がします。