ごぼうは大体280グラム前後にしています。
でも一本でそのくらいというのはめったになくて。
去年は、切ることに抵抗があり
大きいのものそのままお届けしていました。
(今思うとなんて無茶な)
で、作業が大変なのですが
今年は少し慣れたので、だいたいの調整作業と
袋づめの挑戦です。
まずはこのいびつな600グラムのごぼうを
ちょうど半分にするにはどうしたらいいでしょうか。
てんびん計りの要領で、指でもって
ちょうどバランスが取れるあたりを切ります。
25グラムぐらいの誤差はまあ勘弁してください。
で、それを袋につめます。
最近この抜いたばかりのごぼうが
すぐにしおしおになるのか、原因が
わかったのでした。
ほかの野菜と同じく、しおれても、
水につければ、ぱりぱりになります。
だったら最初から水につければ
そうはならないわけです。
大根しかり、にんじんしかり、
つまり一般的には農家で洗うという作業が
これにあたるのですが
洗っていないということは、土を落としていない
傷がついていないから、いき続けているという
特徴があり、つまりそれは
水分を求めて、しおれやすい
と言うことになるのでした。
洗わずとも、
水につけることで味は落ちるので
それは、したくないということなのです。
生命のすべて、そのものをまるごとお届けしたくて。