TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

関税撤廃(追記有)

立ち話の中、どう思います?と、ふいに
聞かれたので、簡単に考えをいいます。

 

あまり政治的なものは詳しくないので
断片的な情報での判断だということを
添えておきますが、

 

ぼくは賛成反対で言うと、賛成です。
いまどき、「鎖国」してる場合でないです。

 

農産物が外国から入ってくるのは流れで
それを求める人がいるならば、そうなるでしょう。
けれど、それを求めない人もいる。
グローバルの中、いろんな選択肢があって
それを選べるように流れを調えるのが、ただ土手を作って

せき止めることより大事だと思う。

 

ただし、そこにはある意味での変革が必要で
農協だとか、生協だとか、株式会社や

協同組合のような数が勝負の組織で
なんでも大規模にしていくということを改める必要があると思うのです。

小さなコミュニティを育てていく、国産や、地元をだいじにするという意識を
育てていくことが大切。 



大規模に農業をやっていくことじたいぼくは反対なので
そっちへいっている人たちが、外国から入ることを反対
というのは、「勝手」なこと。

 

ぼくはなにより、
小さなコミュニティを大事に作ることに意識をシフトして
そういうものをだいじにかる意識の人を増やせば
外国から安値のものが入ろうが、関係ないと思う。

 
 

そして工業のほうでは、これは閉じていたら
数年で、もう取り返しのつかないことになりますよ。
そんな気がします。

 

と、ただふと思っていることを書きました。
ただのさえずり。
ぢがうという反対意見があったら聞きますが
議論する材料はないし、ぼく自身
ぼんやりただ畑と街を走り回っているのだけなので、
それ以上は、ごめんなさい。

 

まわりの状況がどうあれ
ただの自分の中の思いなのです。

 

伝えることが大事と、ただ手渡しをしていくのが
ぼくのスタンスのなかでの話。

 

 

 

追記

農業は高齢化して荒れてきていて
それは、関税撤廃とは、関わりなくすすんできています。
早ければ5年しか持たないし。
およそあと10年で、差し迫って方向性が持ち上がってくるじゃないでしょうか。

 

それとは別に、工業でなりたってきたいまの日本。
こうしたじり貧の農業では、経済を支えられません。
輸出するだけの、農業が日本にはないです。
守ってきただけで。
だいた野菜の単価安すぎ。

 

工業でも、関税がかかって販売不振、顧客を失うことを
避けるため、現地法人をつくり 海外へという動きが加速していくんじゃないでしょうか。
そうなると、国に入る税金も減ります。
雇用や、技術も、メーカー名は日本だけど
すでにそうなっていますが
実態は海外製品という風になっていくように感じます。

 
 

日本は、そうなると荒れていきます。
そういう意味でも、反対ではなく
ぼくは、賛成なんです。
世の中の流れを食い止めるのではなく、
時代、新しい流れを創出しないと。


基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。