震災後、新聞かなにかで読んで知ってはいました。
日本人と結婚したフランス人が
津波被災後いったん帰国したものの
また塩釜に戻って、奥さんとお店を再開したと。
今日配達の時にたまたま目に入ったので
寄ってみました。
あらかじめ、藻塩を使ったクッキーというのを作ったということは
知っていたので、しょせんはフランス人だといっても、
そういう店かと、
ごめんなさい、そんな風に思ってました。
ところが、決して広くはない、むしろちいさいお店の中を見回してみると
ひとつひとつに目が止まること。
それはつまりひとつひとつにオリジナリティと、思いがこもっているのを感じて
クッキー、砂糖菓子、マカロン、生クレームケーキ、シューケーキ、焼き菓子
どれにしようか、迷うほど、そして満足感。
これはなんだか、
ワングレード高いところを見ているような
自分のお菓子に対する思いを、そんな高みに引き上げられる感覚。
いただきまーす。
配達中でしたが、食べちゃいました。
クルマから降りて、もくもぐしながら
あー。
しばらく身体の動きが止まり放心状態に。
あーこの後味の、なんというか満ち足りた感は
なんなんだろう。うまいよこれ。
味は 、なんだか普通においしかろとあるものとは次元が違うかも。
説明をいい加減に聞いていたわけじゃないんですが
覚えられなくて、確か
ノルマンディかブルターニュと思うんですが
彼のお母さんの作ってくれた味、だとか。１９０円のアップルパイ。
これ、至宝。
それとクロワッサン。
バターのグレードがAOCだったか、なんだったか、
そういう最高グレードのものを使って作ったんだそうで
バターにグレードがあるということもよくわからないんですが
日本ではkあたり8000円するとか。
値段というより、色とふくらみになにか惹かれたので
買ってみました。
２５０円
味は、バターを使っているのにべとつかない、
甘くなく、サクサクっとししつつ、
もちもちっとして、あっっためてないのに
それでなおこれでいいと思えるもの。
この店がもし、仙台市内にあったら
考えるに恐ろしいです。
きっと、行列に、繁忙を極めて
きっと、お店も大変なことになりそう。
この規模だから、いいような気がします。
クッキーは食べていないのでわからないんですが
ここのケーキやクロワッサンはお勧めです。
なんでこの店にお客がいない、塩釜ぁ
火曜から土曜、9時30分から
日曜、月曜、休み
塩竈市尾島町28-5
362-3756
消防署の向かいで
以前、サボテン「世界一のカレーの店」があったところの横です。
