九州で仕事をしていたとき、
東京もんがと言われないよう
頑張りました。土地の名前もことばもよくわからず、初めての職場。
つい負けるもんか、といつも戦おうとしてしまい、
ちよっと具合が悪くなったりしました。
もう最近は、戦わない事にしています。
そういえば、雪の地方ではない新聞では
雪と戦う東北というイメージで論評を繰り広げます。
でも実際は雪はただそこにあって、戦うものではないですよね。
もともと勝ち負けではないから、勝つものでも負けるものでもない。
そこにただあるもの。
余計なことを言えば、
戦いの中で得たものはやがて失うけれど
意図なくそうなったものはそのことに意味があるわけで
それは自然の摂理のよう。
時に白黒つけるという意味で、戦わなくてはと思うときがあるし
そのような、短絡的な決め方や引導に楽に流されそうにもなるけれど
やはり戦わないことにしています。
勝ちまけもなければ敵も味方もない。
別に言い訳もしたくないので、誤解はかなりされますが、
こちらから何かを憎むこともありません。
理解してもらえる人には理解してもらえるはずと
これは錯覚かもしれないけれど。
無農薬に対しこだわりがあるというより
自然に寄り添い戦うことなく無農薬でそだった野菜が好き。
ただ無農薬野菜の近くにいたい、それだけで始めたやおやです。
年の瀬が近くなってきました。
あわただしさにそんなことを改めて、思い起こしながら。