TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

2010年12月

ちょっと早いのですが明日から今年最後のお届けなので、ご挨拶。


今年一年ありがとうございました。
間違いなく今年いろいろ変化があました、
2011年もで、あの時から今年は9年ようやく落ち着いてきた感

間違いなく自分もその渦中。
だとしたらあとまた8年9年ほどは今のままなのかな。
新しい生活として
柔軟にしていかないとならないのかもしれないけど

でも無農薬は譲れない、
必要としてくださるかたがいて、自分もまた生かされていると
思うので、また来年もよろしくおねがいします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瓶一輪枯れとき待つやかすみ草

もちの発注しました

シュトレン、はみなさまにお伝えしたとおり、生産者さん体調不良で

今年は見送り。自家製天然酵母を興すとこからはじめてというシュトレン。

毎年楽しみにされていた方には申し訳なかったけど、今年はいろいろしょうがないです。

無農薬野菜ももう毎日そんな感じ、期待と、あきらめ、手放し、切り替え、そして

新たにということの繰り返し。

今日は、やめ株の代わりにな急に大野赤かぶが代替になりました。

えっ。と驚いたのは自分。予定と違う、通信にも書いてしまったのに、なぜに。

そして納得せざるを得ない。

けれどお客さんはわかってもらえるだろうか、突然伝票を赤かぶに書き換えただけの

情報をお伝えする文字数もなく、

お伝えしたいことはたくさんあるのにと、歯がゆい思いでお届け。

 

今日はお餅を発注しました、最終週にお届け分。

毎年楽しみにされている方、おそそるおそる味噌餅を注文していただいた方。

生産者高齢化で、いままで製造してたよもぎ、キビ、紅花もちなんてのがとりやめ

白餅、玄米、そして味噌餅。

なぜ

味噌餅?

 

地元ではふつうに欠かせないものなんてしょうか、ちなみに山形産。

甘くてみその味はほとんど感じないです、ただ色は味噌ですね。おやつみたいな感じ。

 

 

 

忘れな草


11月に岩切でねぎを作っていた無農薬生産者さんに連絡を取ったところ
病気で亡くなっていたことを知りました。

辞世の句とのことです。


忘れな草 菅笠かぶり 数珠持って 脚絆を履きて 死出の旅

 

忘れな草花言葉は「私を忘れないで」
ここに記して齊藤さんが生きていたことを残したいと思います。

 

品種もですが土地で作り続ける

なんだか余裕もって書く時間がとれず、ご無沙汰ですみません。

ブログ書いてくださいというお声うれしかったです。

野菜のことは日々通信に書いているので、今日は、追加注文でお届けしている、

コーヒーのことなど。

20代のころ社長と面識があった東京の珈琲実験室という会社に

「入りかけた」ことがあります。そのとき面接でコーヒーは好きですか?と聞かれ

はい、好きで毎日缶コーヒー飲んでます、と元気に答えた恥ずかしい思い出を

胸に秘め、いまではコーヒー好きとは言わなくなっています。

コンビニコーヒーのなんかをごまかすかのような煎りの深いコーヒーに嫌気がさして

自分で扱っている芦田さんの無農薬珈琲を、毎日挽いてポッドに入れて持っている程度の好き、です。

 

で、そんな程度の自分ですから知らなかったんです。コロンビアとかブルマウンテンとかハワイコナとか、品種だとばかり思っていました。

えっ品種でないの?と知った時は、まさにAha体験でした。土地の名前にしか過ぎないんだそうで。

 

あとは想像ですが、コーヒーっていろんな業者や流通が入っている分

複雑なんでしょうし見えない部分がや多い、それと現地の人はそこまで管理していないんでしょうね。

先日、泉中央で、練馬ナンバーの軽トラがエチオピアの野生の珈琲だと

売っていました、ただ見かけただけでしたが芦田さんにメールすると

その辺の話を聞かせていただき、さらに野生ではないけれど丁寧に栽培された

エチオピアの珈琲だと、譲ってくださって。

早速入れてみるとそれはエキゾチックというよりぼくには、とても薫り高いコーヒーに思えました、手心くわえていないさわやかな風味で好きな味。

 

自分の中でエチオピアがコーヒーの聖地として理解できた瞬間でした。

 

そういえば…ながくくなってもいいですか?

岩切の生産者さんから、里芋ができてきたというので先週からお届けしています。

畑に取りに行ったとき、今年は里芋大失敗しちゃったというので立ち話で伺いました。

きぬおとめという品種を5年かけて増やしたのですが、

(これが種苗法改正でお咎めを食うことになる問題は今後書く必要があると思っています)

どうもいままでのどだれのほうがおいしいとか。

どだれのように土臭くなく、煮ても色は白いし崩れないのはいいんだけれど…と。

他の生産者さんからは、どだれを自家で増やしずっと作ってきたけれど

どうもほかのどだれと違うようになってきたと、いわれたことがあります。

もちろんおいしいんです。その土地に会うようになっていくのが里芋だと理解しています。品種も大事ですがその土地でずっと作っていくことで里芋らしくなっていくという感じ。

前述の農家さんの里いもは、たしかに崩れない。(下茹でしようとして忘れて鍋を焦がしましたが、普通に食べられたくらい)あとさっぱりしておいしかったです

味付けなしでおいしかったから味付けしたらもっと料理に合うんじゃないでしょうか。

高級料亭でこのまれそうな感じ。

生産者さんの自己評価で大失敗と聞いてドキッとして、来年からまたどだれに戻すという話ですが(ちょっとどだれより価格が高い)ちょっとまってと、言いたいような感じ。

しばらく作り続けて欲しいなと。

 

 

 

無農薬野菜のセット宅配専門でやっていますよ

な、なんか検索しても自分のサイトが出てこないんですけど。

はてなブログってそういうの弱いような気がします。

 

知り合いに紹介したいとおっしゃっていただいたお客さんが探しても

出てこなかったと言われて、自分でやってみたらそんな感じで

 

んー、10年前はトップに出ていたんですけどね…

やっぱりグーグルに広告として支払わないとそういう風になっていくのかな…

 

初めてのお客さんからお電話いただいて、まだやっていますか?という言葉も納得。

いま支えていただいているお客さんにありがとうございます、

がんばっていますので、引き続きお申込み待ちします、

どうぞよろしくお願いします。

 

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。