えーと。
東京生まれです。
大学は初等教育専攻ですが、
小学校教員採用試験には落ち・・・最初に勤めたのは
当時まだ珍しかった、有機無農薬野菜、無添加食品卸しの仕事でした。
いまや大きくなったので、会社名は伏せますが、
当時5人で立ち上げたことを懐かしく
ときどき思い出します。
10年近くその仕事をして、退職し
ちょうど雲仙普賢岳が大変なことを知り
ぼくでも何かできるんじゃないかと長崎に引っ越しました。
佐川急便に勤めました。
数年後、事故でむち打ちになり、失恋もし、
働けなくなったことで、そんなこんな、
バブルの時にかねて土地を買いもとめていた、
老後の田舎暮らし用の山形の土地で
自給自足をしようと、落ち込んだまま
引っ越し･･･したのですが、雪深い山の中ではとても
自給自足どころか、日常生活すら困難で。
(隣に唯一住んでいた人はマクロビオティックの
大谷ゆみこさんと言う人)
やむなく里に降りて、いろりのある大きな家を借り、
以前からのつながりのあった無農薬野菜の加工食品会社に
勤めはじめました。田舎のなかであまり積極的に仕事をする人もいなかったため
企画、営業、製造、販売などほとんどをひとりで
やるはめ。そんなことでいつしか、気がつけば食品の生産販売流通の流れを
全部経験してしまうことになったわけです。
ただその会社では、幅の狭さにそれ以上やるのも飽きて、山形県内でまた引っ越し、
新聞記者、幼稚園教員、知的障害者指導援助員、老人福祉をやって
パソコンスクールインストラクターをしていたとき仙台転勤。
仙台のこじんまり感が気に入って、
これからをここで生きようと決意。けれど、組織内での
足の引っ張り合い、権力争いに嫌気がさして、
年齢を理由に再転勤を言われたものの、拒否したことで、リストラ。
つながらない思い、。空虚感にとらわれ･･･
やはり自分の原点、したいことにたちかえるべきと
ひとりで、いまつながっている自分の中の経験、。
無添加食品、無農薬野菜の流通を軸に、有機的に人とつながることに目標を
定め、そのために無農薬野菜販売をすることを決意。
生きるうえで「なに」をいちばん大事にするのかと言う部分での、
似たような本質的価値観を持つ人とつながりたかった。
宮城では、ほとんど知り合いがいないので、
お客さんを探し、無農薬生産者農家を探すことは、
それはまるで友だちを探すみたいに。
食べるのがスキで、製造していたときに
一応、そのときに独学ですが理論の勉強をしました。
それらが全部いまにやくたっています。遠回りして、でも無駄だったことはないと
いまを次ぎに続けたい思いで一杯です。
趣味は、感動すること、
それからそれを残すことです。
あとほんとうにおいしい物に出会うのがスキです。
本物が好きなんです。
本物には感動する力があります。
だから、野菜なんてです。生きる力があふれています。
いいものを皆さんに届けたい。
ただ、それだけで、毎日朝から、晩まで動いています。
みなさんに少しでも、伝わりますように
