ぼくは、多感だった高校生のときの
10年間、肉や動物性のものを
食べたり、身につけたりしませんでした。
それは、パック入りの肉を買う
その自分が、パックの肉の背景を知らない
動物を殺す痛みを知らない、それに慣れている
自分が嫌、世間と同じ価値観でいたくないと、
いうことに端を発したものでした。
きょう、たまたま寄った図書館で、
この「いのちの食べかた」という本を手にとったのは
偶然で、借りたのもまた偶然なのですが、
なにか深い意味がある気がします。
忘れかけていた、自分がかつて思っていたようなことが
書いてありました。この本は必読ですね。
すでにそう思っていた方も、気づかなかった人も
意識の底に一石を投じるはずです。
いまこの本を読んで、生きたまま、血をぬくための残酷な手順まで
いままで知らずにいたのは、向かいあわねばならない事実を
自分でも避けていたということに改めて気づきます。
いま読むべくして読む本かもしれないです。
ちくちく痛みながら、飛ばして読みそうになるのを
抑えています。
それは見えないよう、巧妙に隠されてきた
「食材」のいのちの、事実。
いまや高校生ではないぼくにはきつい本です。
だけど命を伝える仕事をはじめて、あのころといまが、
なにかつながりがある気がします。
---いま検索してみたらなんと映画(リンク)になっているようです。
宮城ではまだ、来週までの上映はないようですが、
映像としてどう描かれているか見に行きたいと思っています。
でも本は子供向けなのに、映画はPG12指定なんですね。TAROやおやは宮城県の無農薬野菜の宅配専門やおやです。
仙台市を中心に秋保など近郊無農薬有機野菜の契約畑で
早朝に収穫した無農薬で有機野菜を畑の旬セットにして、
当日中にお客さんへ直接お届けします。アトピーの方にもお勧め。