TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

売るものがないネットワーク

なんというか。
深刻な状態になってきてるのを感じています。

  

すべてが値上げの動き。
すべてが上がるのは、
増える需要で石油への投機と枯渇感が根源ですよね。それと
中国の大国化、それと、バイオガソリンの影響で穀物投機。
(ちなみにぼくのトラックのバイオディーゼルとは
てんぷら油のリサイクルなのでまったく意味が違います)
  

食品も石油に由来するものがすべて上がるので
石油最終製品として値上がりしています。
けれど、値上げすれば
すむというのは、まだ序の口。
 

これからは、ものがなくなって来る気がします。
先日、たまごを農家さんに買いに行ったら
たくさんのひとが買いに来て、なくなったといいます。
いままで別のとこでたまごを買っていたひとたちが
こっちへきて、大量に買って行ったと。
いままでのつきあいがあるから、
ぼくの分はとっておきましたと言うけれど、
今後がいろいろ心配になった出来事でした。
 

パンやさんでも、
輸入小麦が上がって、国内産とかわらなくなったので
輸入物をつかっていた業者がいっせいに
国産に切り替え始めて、
そうすると、国産が上がるということより
国産の、いい小麦が手に入らなくなりつつあるといいます。
さらに質より、量になっていくことも考えられて。
 

さらに、住宅ローン金利まで上がる。
こうなると、収入が増えないまま払うものが増えていっては
払えなくなる人もでてくるのではないでしょうか。

収入が減り税収入が減れば政府は、なんとかして 
ふやそうとするのが、税金。
ぼくたちはどんどん首を締められていく。
 

世界が拡張し、発展のびるときは希望があります。
減るときには希望の情熱の
行き場が、なく、あれます。
閉じて行く社会を発展しつつある発想にすり替えの
エコという言葉はぼくには、もはや幻想です。
そのさきの、価値観の切り替えが求められています。
 

それはそうと、長くなりましたが、最後にひとつ。 
常々思うのは、
残るのは、相手に対する愛なのではないでしょうか。
有機的ネットワークとぼくは言っていますが。
信じて信じあえる、社会の構築。
ぼくはこの仕事でそれを作るのが夢です。この春、
売るものがないやおやと言う位置に自らを置いたということでは
お客さんにも、辛抱いただき、いまさらながら感謝しています。
いまから、いろいろ出てきます。
せめてもの希望は、そこです。
 
肥料は、中国が買い占め、野菜の高騰もありえる、…なんて話は、おいといて。
 
ぼくは無農薬野菜という、有機的ネットワークの野菜を 
皆さんにお届けしています。 
それは、皆さんを含めてのネットワークです。 
相互に、それはつながっています。
 
信頼しあえること、農家さんを含め、
いいものを渡したいと願いそれを
受け取る皆さんとのつながりを信じたい。
今日はこれができました。正直、市販の野菜と比べると
申し訳ないくらいな見栄えのときも。
けれど、これができました。これは栄養どうのよりいのちに満ちています。
それを皆さんにお届けします。
頭を下げつつ、受けてくださる
皆さんの顔を思い浮かべつつ
今日も、手渡し、あるいは、ドアの脇の日陰にそっと野菜を置きます。トマト
すべてにありがとうございます。
無農薬野菜のもつ、命にぼくはこだわっています。
同じように苦労しこだわる農家さんを
自分のできることで支えられたら少しは役に立てたかと感じられるのです。
 
(いつもだらだら、ひとりごとすみません)

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。