TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

化学肥料と無農薬

ちょっと思い出したのですが
すごく根本的な、大事なことを
今まで書いたことがなかった気がします。
お客さんに個別に、
話したりしたことはありましたが…
 
とはいえ、えーと簡単にはしょる文章でしか
書けないので、どうにも。
あまりに深く、そして説明するのに
ぼくの言葉では足りない大事なことのような気がするのです。
 
悩んだ経験と、知っていること、
だけをすこし書きます。
ぼくはこの仕事を始める前に、
考えていたのは、すべて「宮城」で
「無農薬」でと言うことでした。
けれど、これは早いうちに頓挫しました。
県内だけでは無農薬の旬が重なってしまうので
一気に出ては一気になくなり、無理でした。
 
野菜が思うように、そろわないことで
どうするか、悩んだのは、低農薬をいれるか、
それとも、他県産をいれるかでした。
で、ぼくは結果的に他県産もいれての
無農薬を選んだわけですが
実は、当初
そのときに以前に、悩んでいたことは、
化学肥料の扱いでした。
 
始める前にとある、こころある種やさんに
相談に行ったことがあります。
 
「無農薬の化学肥料使用と
低農薬の有機肥料使用と
どっちが、いいと思うか。」
 
今思うとまるきり初心者みたいな質問ですが
当時は真剣でした。
 
みなさんはどうお考えになりますか。
 
その種やさんの答えは、
化学肥料で無農薬の野菜はできない
でした。
 
果たしてぼくにもわかっているのは
問題は農薬の前に、化学肥料なんです。
農薬よりも化学肥料が先にある問題。
 
それは循環を絶つ一番最初の根源だからです。
 
こんな説明でわかりますか?

 
化学肥料は土を殺します。
微生物を殺します。
土を固くさせます。
吸い上げることのできない
土に死んだ水がたまります。
 
そんな土では、健康な野菜はできません。
健康でない野菜にたくさんの虫が付きます。
単純に虫がつくから無農薬、
いい野菜とは限りません。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。