TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

風呂敷ぐるぐるプロジェクト 実践

1p1020761 パッチワークで作っていただいた
とってつき、厚手の風呂敷に包んで配達しています。【写真は配達前】

時間はかかるけれど
レジ袋やダンボール箱のような
ものに、いれるより
すごくいとおしく感じながら
包んでいます。
 
1p1020764 なにが違うのか…
ただ、包んでいるだけなのに。【写真は配達後】
 
これは、やっているぼくにしか
わからないことかもしれないですが
いや、そう言い切ってしまったらさびしいのですが、
 
レジ袋は美しくないです。
がさがさ、と終始刺激的な音をたてて
ちくちくします。
野菜をいれてもなんだか息苦しそうに
ごろごろと、もがきます。
とがった大根で簡単に破れ
へんな部分に気を使います。
昔はこれがおもてなしだったんでしょうが

昔は贅沢すら感じた使い捨てというのが

いまやリサイクルしなんど利用したとしても、
使用感は、使い捨てのままです。
 
段ボール箱も、美しくないです。
いろんな野菜の箱があり
基本的に野菜より、それが主体なので、野菜の
大きさをえらぶことにつながります。
きゅうりの箱はきゅうりがまっすぐになんぼん入る
大きさと言う風に決まっています。
そこにきゅうりではないけれど
不揃いの野菜をいれるということになんだか
敏感に感じてしまう、規格外の野菜の抵抗感。
なかでごろごろ、踊る野菜
段ボール箱も使い捨て。だからなんども使うと
ぼろぼろ。雨に当たれば二度と使えなくなります。
 
一方、風呂敷
我田引水にような話ですが
ほんとにエレガントだと、自分で思っています。
企画した自分だけれど、
使う自分はまったく別で
包むことは、ちょっと考えるとひと手間かかるし
面倒なことのはずなのに
包むことが楽しくてしょうがない。
 
企画した自分は、それでもやるほうがいいと
思っていたけれど、
実際に使う自分は、それで包みたくてしょうがない。
 
なんでだろう。
ここちがいい。
この風呂敷に包むことで
無農薬野菜の配達が思いを込めて
ねじれなく、できる気がします。
いろんな野菜があります。
そのときできのよくなかった
野菜も、できたよーほらーって
胸張ってお届けしたい野菜も
みんないっしょの一枚の布で
包まれてよりそいみんな仲良し。
 
まだ枚数がないので、お待ちいただいている
かもごめんなさい。
まだ月曜火曜はスタートできていません。
 
今週水曜日、作っていただいている施設に
見学にいってきます。
(わらしべ舎)
 



風呂敷を気に入っていただき購入したいとのお申し出も
いただきますがもう少しお待ちください、
まだ全員に回っていないので、回ってからなら大丈夫です。

施設のかたに恒常的仕事として
作っていただきたいと思っているので
たくさんのかたに
ご購入いただけたら、仕事が回るので助かります。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。