なんでも適正な価格と言うものがありますよね。
安ければいいという価値観で
いたらやがて自分に帰る。
そう言う価値観のなかに包まれると感じます。
たとえば、中国製の食べ物を安いからと
買うと言うことは
それを作っている、関わる価値観の人を
応援すると言うことで、
安ければなんでもいいという
価値観にのっとる精神へ自分や周りを誘導して
生きると言うこと。
そしてその価値観は
いずれ自分たちのくびを締めることにつながります。
いまは入り口の時代。
ぼくは、この仕事はじめたばかりのころ
この仕事だけで食べていけなかった。
けれど、うれしかった。
いい人たちと出会い関われることが。
だからその部分を汚したくなくて、ほかに仕事をしなかった。
そのかわり、それまで買って持っていた
好きなカメラを売ったり
持っていた高いオーディオ機器を売ったりして
しのぐ生活を強いられてた。
けれど、食べ物だけはこだわってた。
それを崩すと自分の価値観が
ゆらいでしまうから。
大事なものは信念だと思ってはじめた仕事。
それがあったから。
以前は信念があることが、苦しかった。
今は、それがあるからやっていける。
こないだ、カメラは持ってたものより
何グレードか下がるけれど中古で同じメーカーのものを
買い戻しました。うれしかったな。