3月のイベントです。
みなさん、日本料理って
どう感じていらっしゃいますか？
洋食でいうと、イタリアンや
フランス料理に惹かれるところですし
おいしいレストランもたくさんあります。
でも、でもですよ、
よくできた、和食のスープって
身震いするほど、感じるものがあります。
深いところで、時間の長さと手間を感じます。
かつおぶしひとつとってもね。
鰹節に菌をつけて長い時間かけてかつお節にして
それから、だしを作ります。
かつお節を作る職人もいますが
おいしいと感じたときその作っている人と
会いたい、話をしたいと思うことがあります。
どんな思いで、これを作ったか。
レシピや、秘密なんて言うのは聞かなくても
そのひとがどんな思いでこれを作ったか
それを知るだけでものすごく豊かな
幸せになれる気がします。
だけど、お会いしてさらにいろいろお話をし、
お相手の心に触れ、通じるものを感じれば
「日本料理はプラスではなく
マイナスだから足しすぎては違う料理になってしまう、
潔くここまでにするのが和食」だと、聞くともっと
知りたい、
たとえば、ほんとののだしの引き方を
教えてほしいとか思ってしまいます。
ほんのちょっとしたコツがあるなら教えてほしい。
料理教室に行きたいわけではないけれど、
ただ、現場で話を聞き、手ほどきをしてもらう。
こんな機会があったらいいと思いませんか。
…ということで、作りました。
話としては簡単ですが
こんな機会はめったにないですよ。
しかも、今までそういう風に
話はあっても、断ってきたという方ですから。
先着５人
３月２２日(月曜日)
場所は若林区沖野の日本料理の店で、
お店でやります。
詳細は講習内容含め
例によってまだ未定なので
これから詰めて行きます。
今のうちなにか希望があれば聞けるかも。
ちなみにそのお店はtaroの最初からの
お客さんでもあり、無農薬野菜で
有機野菜定食を出して下さってたりします。
たぶん機会がなければ一生見ることがない
「裏側」見学だけでもずいぶん勉強になると思います。
食器 包丁 手順 配膳方法など。
食べ物やさんによっては
某業務用さとー商会で仕入れた冷凍物を
解凍して並べるみせも多いので
材料から、いちから作る店の誠意をみてほしいなとも。
お申し込みうけつけ開始日や申し込み方法は後日通信にてかきますので
お待ちくださいね。
肉料理はないですが 魚中心で もちろん野菜料理も予定しています。
ちなみになんでやおやなのに料理教室なのかというと
伝わる人には伝わると思っていたのですが
たんにイベントが好きだと思われているふしもあるので
ちょっと弁解します。
無農薬野菜を配達するというのは
自分の中でたんにそれで終わりじゃないんです。
それがどんな風につくられ
どんな風に料理されるか
意識はそのなかでひとつで
たとえば、立派な仕事をしている日本食の人に話を聞くというのも
また、文化の継承、伝承ですし、
無農薬農家が困難な制約の中で無農薬野菜、
本物を作ると言う点で、
また理解してもらえるのではないかと感じるからです。
ほんとの料理の味を追求すれば
無農薬野菜の野菜の味に行きつきますし
野菜の味を生かそうとすれば、
また料理の仕方も大切と言うことが出てくるので
すべてはつながっているんです。
