taroは、無農薬野菜のやおやなんですが
昔ながらの伝承というのも自分のなかに
大切においていまして。
…ということで、本日、
「和食のプロに学ぶ和食のキホン料理教室」を行いました。
配達の都合で、最後まで参加できなかったのが残念です。
ほんとうはぼくがいちばん参加したかったのです。
最初は、だし。そして一番ダシの味見。
和食のキホンはダシで、ダシがよくなければ
すべてだめになってしまうんだといいます。
で、これがなんと、奥の深いものでした。
鰹節の一番だしと混ぜて、
二番だしは、にぼしを混ぜて
味噌汁に使い、
三番だしはさらに鰹節を足して煮物に使い、
それは、だいこんの皮や、じゃがいもの皮も
全く無駄にすることなく料理に。
イカには三枚の皮があること
海老はしっかりしっぽから水をこそぐことで
油はねがしないなど
いろいろとプロの技に
学ぶところが多かったんじゃないかと思います。
でもほくが一番うれしかったのは
参加したかたが、
「へぇー、知らなかった、そうやるんだ」という一言
と、それと
教えてくださるプロの「親方」が、いう、
「えー、こんなことがいいの?」
というお互いの、「妙」でした。
それを重ねたくて、ぼくはこの企画をしたようなものです。
それとね、
プロが仕事を真剣にしている厨房に入れるだけではなく
そこで料理をプロに手ほどきしてもらい習っちゃったんですよ。
すごくないですか?、
ただ入れるだけでも、普通は一生ないですから。
食べる側は食べるだけでしかないというのも、
寂しいものです。
ただ、使っている包丁やなべや
まな板や、もりつけや
ぼくはそういうのに触れるだけでも、財産だと思うんです。
これからの。
ただ、長く使ってきた
その親方が、大事にしているものに触れることで
つたわってくるものがなにか有るはずです。
テクニックやなにかより、大事なもの。
それを伝えたくて、この企画。
さっきそういえば、参加した方から
メールが来ました。
引用しますね。今帰ってきました
美味しいお昼を、たんまり食べて
そして、充実の一日でした。
素敵なお店と親方一家ですね!
今度は食べに行ってきます。
タローさん、素敵な料理教室を企画してくれて
ありがとうございます なんだか、とても幸せなんです。
いいえ、こちらこそ。
いらしていただいてありがとうございました。
ぼくのほうも、幸せです。
また機会あれば、第二弾をしてくれないかなあ
なんて声も聞きました。
どうですか、親方。