ぼくね、子供の時から
絵を書くのが嫌いだったんですが
その理由がひとつわかった気がするんです。
いまさらですが。
子供の時、住んでいたところが
ビルばかりだったから
写生というと、学校の屋上から、
見える風景、ビルを必ず書いていたんです。
直線。
直線。
ちゃんと描こうとしたら、
定規を使いたくなるような。
直線。
対象物に愛情を感じなければ
絵は描けないと最近感じたんです。
逆に、愛があればかけると。
なんとかきれいに描きたい
そのもっている世界を感じたいと
同調する。
無農薬野菜はそれに答えてくれます。
絵で無くてもね、そんな心持ちで思うと
いい形のものは、優しい味がすると思うんです。
無農薬野菜には、いい形のものが多いですね。
人工的な形がないんです。
今日、いろいろ
納豆も食べ比べたりしたけれど
もしかすると、枯草菌とか
いい役割をする菌は
優しい形をしているのではないかな。
サルモネラ菌はきっと
とゲどけしている。
そう考えると
形から入るというのも
間違いではないと思う。
優しくいたければ
優しい形をした野菜を食べる。
優しい色や形の服を着る。
思いを込めて作られたものを買う。
そんなことで身の回りや、こころって
豊かになれる気がします。
直線ばかりの世界にいるより。