あのね
無農薬に限らないんですが
あまり
ひとのいうことを
鵜呑みにしない方がいいですよ。
ひとを疑ってということでなく
自分のあたまで考えたり
感じたりすることを放棄しない方がいいですよ。
でないと、どんどん流されてしまう。
気がついたときには、なにもわからない迷子に
なってしまう。
迷ったら、まずわかるとこまで戻るというのが山での鉄則。
そして、人生もまた
同じ。
「なにだから」絶対いいということはないんです。
そう、無農薬だから、いいということもね。
無農薬は当然として、では、とその次にある方法論、
そこに自分と重なる思いがあるかどうかだとぼく思うんです。
だから考える自分を放棄して
マーケティングという、平均を探る手法に委ねちゃいけない。
自分はなにをしたいか、それを大事に。
ぼくは、無農薬野菜を大切にしてくれるかたと
ただ、つながっていたい。
ほんとうに求めてくれるならば、寝る夜を惜しんでも
なにも惜しくはないんです。
なんというか、これをやると決めてからは
修行のようだけれど、
実はそんなにきつくないような気がします。
