夢、なにかある?
と
大人になってからも
たまに聞かれるけれど
いつも戸惑うんです。
ぼくはずっと夢なんてなかったし
それは今も。
夢って現実とは違うとこにあって
ふわふわしていると思う。
ことばの解釈かもしれないけれど
ぼくは、現実からは
現実に続く道だけだと思っているし
そしてそれはつくるものだと思うので
しばらく考えて
夢って、ないと答えます。
すると
たいていのひとはがっかりするみたいだけれど
ほんとに夢って、ないんです。
夢は、かなえるのではなく
むこうからやってくる。
それに気がつくかどうか。
それに乗るかどうかなんじゃないかな。
もしもなにかに迷っている人がいたら
伝えたいのは、ひとつだけ。
どうせなら迷いない一歩を
進むために、自分のほんとうにしたいことを。
自分にうそをつかないことを。
いまが、
いちばん、いままでのなかで若い。
おそいということはない、
いまからできる。
どうせならいい選択を。
その選択はやがて自分に返ってくるから。
ぼくは、夢、ないです。
ただ、いつも夢中です。