「秋ナス」は、嫁に食わすな
と、いいます。
どうしてでしょうね。
と、いう以前に
これは誰が、誰に言っているんでしょう。
「嫁」という言い方からすると、
家族の中での会話とも聞こえますが、
むしろそれよりも外の人にわざわざ
いうほどの大事なこととしてのような気がします。
だから、今まで伝え広がっているというような。
近所での会話のような。
姑さん同士かな。
だとすると、なぜ。
おいしいから？
おいしいかな？
「秋ナス」は、おいしいというより、皮が固くなっていて
タネも、できかけていて
それより、もっとおいしいものが秋にはあると思うんですけど。
では、なぜ？。
いろんな意見はあるでしょうけれど…
なんとなく、ですが
秋まで出来るものの中では一番
カラダを冷やす効果がある野菜のような気がします。
もちろん秋には、きゅうり、トマト、すいかなどはないわけで。
で、つい油断して、残りの豊作のなすを食べ過ぎ
体が冷えてしまう。
と、いうと、女性的には、男性にはわからない部分で
あまりよくないことになるんでしょうね。
で、かな。とぼくはなんとなく思っています。
でね、
もっと思うのは
そういう、なかなかいえない本心に気がつかず
なんか、いじわるで
食わすなって、おいしいから食べさせたくないんだべ
なんていう、うけ止め方をして
広がり方をしているのが
なんだか残念で。
その、言葉を言った人の
誤解を解きたいと思ったりするのです。
なんか、悲しくてね。
あ、ぼくの仕事的に、ごめんなさい、
ほかの夏野菜は終わったのですが
まだあと1回くらい、
ナスは、秋なすとして出ます。
（秋なすというものがあるわけではありません）
ですので、ナス、油を使って高温でよーく加熱すると、
カラダ冷えずに食べられますから。
ナスの名誉のためにそれも付け加えておきます。
ナス、畑でまだがんばっています。
