この、有機質の土の上で育てられたマッシュルームを見て、
最初に思いました。
なんというか、色のないきれいというのではなく
色がきれいというのでもなく
あえて例えるなら、白樺の、
木の皮の、一つの色の、さまざまな色調の濃淡が重なった様子というか
例えになってないけどなんというか、
そんな感じの「きれい」。
大根の水分を求めてできた苦労した、しわとは
また違う、まだしなくていい苦労はなんにもしていない
生まれたての生命のような、「きれい」。
あるいは
ケーキだったらおいしそうという表現になるのかな。
でもまだ、見てすぐで、食べていないので、
おいしいという部分に行きつかず
それで、「きれい」。
で、袋詰めをしてみると持った感じが
しっとりと、ずっしりと、主張する重さ。コンパクトなのに、
なんでこんなに質量があるんだろうと
感じる不思議な感触。
いろんな大きさ、いろんな重さを組み合わせて
袋詰め。
そのうち、たまらず包丁を持ってきて
切ってみたくなり
縦にカット
すっと入る包丁。
なんだか、滑らかで
あの車のエンジンみたい。
BMWのシルキーシックス。
白いほうは、
フォーマルな感じで
ネクタイを締めたスーツ姿かな。
女性というより男性の感じ。
白いマッシュ君、
茶色いほうは女性的でルームちゃん。
(TARO調べ)←嘘