善意はときに、相手に対し脅しになります。
あまりよくない宗教や販売方法としてよく使われる手法ですが、
これの問題なところは、親しい人同士だったり特に女性同士の
閉じられた空間の中だと、言葉から逃げ場がないこと。
経験のあるかたもいるんじゃないでしょうか。
いまでいうと、たとえば、放射能。
あぶない、からどこかに逃げよう、というのは
それはひとに言うことじゃないように思うのですがいかがでしょう。
悪戯に、とくにお子さんのいらっしゃる方に
子供のことを思うなら逃げたほうがいいとなると、
とくに行けない理由のある人や意識のあるひとに対し
失礼なはなしです。
自分が状況を受け入れられない恐怖があるからひとに言うのでしょうが
パニックの連鎖の突端となりうる。
情報の垂れ流しや拡散をやめてと何度も言うのは
いまみたいな状況は、みんなが不安で
無駄に拡散などで情報も多くすると、危急を要する
ついわかりやすい情報を信じてしまいがちだからです。
また、そういうひとも冷静に
ちゃんとした知識があり、考えてみれば、雨に打たれたとしても
とくに問題はない、ということに気がつくはず。
知識は、正しく受け入れる理解のために使うもので
恐れや、過剰反応のためにましてや人を不安に陥れる知識なら
なにも知らないで現実をただ受けいれたほうがまし。
それはマスコミにも言えます、
情報を操作する、東電や政府にも言えること。
いつからレントゲン一回分が、CTスキャン一回分に
変わったか、というような過少申告にも気を付けながら。
とりあえず、矯正下着じゃないんだから
ひとにこうすべきなんて自分の不安を押し付けいうのは、
よしましょうよ。
