時計屋さんに行くと腕時計をまず見られる。
靴屋さんに行くと履いている靴を見られる。
バイク屋さんに行くと乗ってきたバイクを
あるいは、
親しい寿司屋さんに休みの日外に何を食べに行くのか
聞いたら、焼き肉が好きなので食べに行くと。
焼き肉屋さんに、なにを食べに行くか聞いたら
カレー屋さんだと。
カレー屋さんに聞くとラーメン屋さんに行くと。
(カレー食べに行くカレー屋さんもいますけど)
ふだん作る仕事をしている人は
作ることから離れて人の味に触れたいのでしょうね。
さて、ぼくが外に食べに行って
なかでも、食が楽しみの温泉旅館や割烹とかの
食べ物屋さんに行くと、気になるのが野菜。
別にチェックしているわけではないんですが
期待して食べて、なんだこれ…と
ほかのものはおいしいのになんで野菜は、こうなのって
それでもうすべて台無し。
素材を大事にって、そのコンセプトで扱いは間違ってないんだけれど
肝心の野菜の味がまずい…。それに
夏に冬野菜を出さなくても…
ってこれは作るほうもよくわからないのかも。
このメニューが必要という枠の中では。
ぼくはなにか感動したくて、外に何かを食べに行くのですが
なかなか。もしかすると、食べ物との出会いって
一期一会のようなものかもと最近思っています。