知り合いの農家さんが、知人のシェフさんに声をかけて、
産直アンドレストランをはじめました。
ぼくは農家さんと、あとこないだたまたま入った無農薬レストランで
チラシをもらいました。
で、今日、とあるお客さんにわたしの家族が
産直のレストランを始めたんですと、いい
まさか、と思ったら、果たしていただいたチラシは
その、産直レストラン。
えっ。
だいぶ慣れてはいるんですが、ええーと言う感じ
わかりますか。
世間はかくに広いのか、小さいのでしょうか。
また、とある、お客さん、
だんなさん同士会社でぼくの話になったそうな。
同じ会社のなかで、ぼくのやおやさんの話が
でたと。
そしたら、
えっうちもTAROさんから買っていると。
えっと、ここで不思議゛なのは
おくさんではなく
だんなさんが会社で
やさいをどこで買っているかと
そういう、はなしをしたというのがものすごく不思議で
で、ものすごくありがたいんです。
お客さんの数で言うと、覚えられるくらいなんですが
いったいご家族を数えるといったいなんにんになる食を
お届けしているのでしょう。人口百万人のなかで微々足るものではあるんですが
好きといって、大事に思ってくださることのありがたさに
涙がでそうになったりする瞬間です。
いろいろね
仙台をときどきぐるっと見渡したり
ひとの波を見るたび、おうちや人も
それに今、という時の点も、いっぱいなのに
ときどき えーっ と いうようなことが起こります。
布ナプイベントにかかわり、
その場にたまたまいらして、知り合った、とあるAさん。
お客になりたいと言われ
では後日、ご連絡をくれるという話で
その後何もなく数日経過。
ぼくは普通にいつものように仕事していて
すでにお客さんであるBさんのおうちに行ったら
あのーとほうきをもって道をはいていた
隣の方が声をかけてきました。
「連絡しようと思っていたんです」
えっ、どなた、??
ナンパ?
なわけないし、と思ったらなんだか見覚えのある
Aさんでした。
へっ、ななんで。
たまたま隣のおうちの方たへったんですか、
はい
となりのおうちに聞いていた?
いいえ
いまもたまたま外にはい。
へっ
たへからわたしもあれーってびっくりしてしまって
とAさん。
世間は、つながり、
そして密に絡まり合っている。
ときどき、糸をほぐしたくなったりする。
なにはともあれ
うけとめていただけるかたに
お届けできることはこのうえないしあわせなこと。