TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

配達の仕方

内情の部分ですが配達の仕方について少し。


基本的に、その日の野菜は全員分をまとめて積みます。
じゃが芋なら10キロとかをまとめて箱に。
そして、それぞれのお客さんのおうちの前についたら
自分で前の日に作った伝票をみながら、

ひとつずつ、小袋に入れて、それをまとめて。

それと、わすれちゃいけない追加注文を
やはり同じように、なにをいくつとその場で用意して
風呂敷を使うお宅ならば、風呂敷に
そして標準セットならば標準セットを
その場で一つずつ、ピッキングして包みます。


頭の中で、ご家族構成を思い浮かべます。
子供が小さいなら、うーん
クレソンは食べないだろうな、とか思いつつ
変えられるものがあるときは変わりに
ニンジンにしたりします。

〔代えるものがないときは、ごめん親だけ食べてみたいなもう、祈り〕

ほうれん草は、年配の方だとわりと信仰するかたが
多いのですが、  とある理由で嫌う方もいて
そのことを聞いたこどあれば、
べつのものに変えられるときは変えたり
そんなふうにことを考えながら
こころも使いながら、一軒ずつ配達セットを作っています。
こちらから、ご家族は見えないのですが、
頭と、こころで見ています。


レジ袋もこのみがあるので、なにかの箱を置いてあるおうちには
そのなかに入れ替えます。ただ、ばらばらになってしまうのが
ぼくはいやなので、そのレジ袋のまま野菜を
ばらばらにならないよう、置いておくときあります。
レジ袋は、なにかに再利用してくださいと思いながら。


みなさんに風呂敷を使っていただけたらと思うのですが
なかなかそうもいかず、それぞれのおうちの条件に合わせて
天気に合わせて、包みも変えています。

若い方にはサラダ用にレタスをいれたり
年配の方にはお浸しように小松菜をいれたり
そんな感じで配慮しているので
考えて見ると結構複雑かも。

それぞれのおうち、先週配達したモノとできるだけ同じモノは配達しないとか、
別注文にニンジンがあるときは、セットのニンジンは
じゃが芋に変えたり、そんな配慮もしています。



先週野菜が残っていると言っていたっけ
そんなときはサイズの小さいものや日持ちするものに変えたり
あげればきりがないかな。



リクエストにお答えするとは簡単にちょっといえないのですが

お顔やご家族のこと、以前言われたことなどを考えながら

配達しています、ときどきあたまがついていかなかったり
しますが、ここのところわりと安定してるかと、いやそうでもないか
今日も一軒、配達間違いが。

あしたこそは間違いなく。と、決意し

そしてまた自己嫌悪と戦い、毎日昨日の自分を乗り越えるべく努め
また一方で、わかっていながら思い通りにならない明日の自然にあきらめながら
毎日を、わたわたと、回るばかりなのですが。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。