TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

いるところプロジェクト

いつもだいたい多くて15種類くらい無農薬野菜を
支度して配達しています。

 

車のうしろでごそごそしていると、ときどき通りがかりの
かたに売ってくれといわれることもありますが
余分に売る量を持っていないので、お断りしています。

 

けれどもし、毎週決まった曜日に少しの時間なにか販売して欲しいという
場所がありましたら、その分を用意してそこに伺います。
配達の帰りになるので三時以降ですが、

保育園や幼稚園がぼくとしては希望です。
職員も、ご父兄も意識の近いかたが多いような気がするので。
いまとりあえず、シュタイナー関連の保育園さんと
話をしています。



それと、それとは別に、以前から考えていた、
「IL tocoro」(いるところ)という"脳内"プロジェクトがあります。
それこそ、震災以前から考えていたのですが、
いろんな荒廃をうけてあと数年後なんて言っていられない気がして
ちょっと書いて見ます。


 

これは、仙台のいろんな町にそれぞれ
個性豊かな小さな野菜を販売するところ、を通し、
個人の責任、独立採算と立場で、無農薬野菜とかかわり
販売するというところを作るというみんなが作るプロジェクト。


例えば、個人のおうちの庭に360度の壁に手が届く
小さなムーミンのおうちみたいな"小屋"を作り、
そこにならべられたら。 地面の下になるものは
できれば地面に近いとこに高いとこにできるものは
背伸びするような高いとこに並べて。暑い日は屋根から
水をながしたりして、流れ着く水の行き先には金魚や、
水生植物もいる街の中の自然。
買い物が収穫体験みたいになるけれど展示される以外に
野菜にとってここちいい居場所を作りたい、
それはもちろん人にとっても心のゆりかごのように心地いいはず。
そんな場所が仙台に七箇所あったらと考えています。


でもほんとうは建物の形とかはどうでもよくてそれはもう、
個人のおうちのお庭でなくてもよくてお店、それこそ
畑違いのお店でもそれはそれでいいんです。
むしろ大事なのは、七人、七箇所ということ。
展示ではなく野菜の心地いい場所を作ってくだされば。
こっちのほうが美学なので街にいろんな野菜の
いる場所ができないかなと思ってます。


どうして七箇所かというと、全体の野菜の量をみても
毎日開店ではなく週に1日、その店が開けば、
仙台全体で、まいにちどこかに元気な無農薬野菜がいて、
お客さんにしてみると週にいちにちしか休みがなくても
どこかで必ず買えるわけです。
月曜は、泉の実沢、火曜は太白区の長町とか、言う風に。
ですから七人がほかに仕事しながら少しずつ分け合って
関われば全体として、仙台全体を掘り起こせる。

仙台というつかみどころのない町だけど、
いろんな野菜のそれぞれ居場所があったら街も楽しくなるし
豊かになれるんじゃないかと。どなたか、いかがでしょうか。 


それに震災あと、ますますこういうことが
大事になってきたような気がしてほんとうに心あるものを、
大切にしたいとそしてだんだんその思いが強くなってきました。
大切にしたい野菜が大切なままいられる場所で大切にできる人に、
つなげる場所を作りたい。


もちろん放射能検査をしたものを。
あとまだ具体的にいろいろは決まっていませんが、
こちらからの呼びかけをしてとりあえず、
野菜の販売場所と方法を増やすことで
ひとりプロジェクトを宣言し立ち上げて見ます。


薬に頼らない健康に育った野菜がここにいます。
野菜が心地よくいられる、ここがいるところ。
IL tocoroプロジェクト。


 



それぞれが楽しくなることをはじめられたら。

 
 
基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。