暖かいな、身近なそんな店に出会うと、
こころがしばらく暖かくてぽっと
灯台のあかりのように支えてくれる。
中山平の、藤治朗という板そばの店。
漬物とお茶を飲みながら
ここで、鴨板蕎麦、温かいのを食べてみて欲しい。
ただ、もてなしの気持ちを、
ただ、おいしく食べて欲しいという気持ちを
感じるはず。
帰りには、店先の無料の足湯があるので、
そこに足をつけておやつでも食べてみて欲しい。
流れる豊富なお湯に求めて
足りない何かが、うまっていくよう。
近くの琢秀の日帰り温泉も
濃いお湯のかけ流しでなんと豊かなことか
空気に触れ合い生まれたての大気に
吸い込むことでも満たされて。
新緑は、山の緑がとてもきれい
車で走り回ってばかりいるぼくは
たまにそういうとこにいて何もせず
ただ、そんなとこに触れていたいと。