すみません、普通、こういうブログって営業や広告に
主眼を置いて、それなりのテクニックを用いて書かれていると
思います。
ぼくは、以前、新聞記者や広告制作の仕事をしていました。
するといろいろ見えてしまうことが多くて
自分でそういうテクニックを用いるのにすごく抵抗があるんです。
後光の効果とか、錯覚の手腕、論理の誘導、ダブルスタンダードなど特にいやで。
ストレートにいたいのです。
ごまかしも、なくただ信じられる関係のなかにいたいのです。
なのでまた今日も関係ないことを書きます。
ご勘弁。
配達の途中、いつもなんでだろうということがあってそういうこと書いてみます。
犬についてです。
野菜を好きな犬ならまだ、
キャベツの端っこをあげたりして
ぼくに親近感を持ってもらうのはわかるんです。
なんにもしないし、犬の相手も特にしないのに
ときどきぼくが行くのを待っているという犬がいます。
その時間になると玄関のほうを見ているとか
ずっと寝ていたのに、ピンポンのなる前に起きたとか
そういう話をきくと嬉しいもの。
で、犬さんは、ぼくを見ずに、まずにおいをかぎに出てくるので
ああ、そうかとぼくはズボンを差し出します。
くんくん、ああ、このひとだと、安心する犬さんをみるとぼくもほっとします。
いや「犬ばか」っていうわけじゃないんですけど
犬さんに待っていてもらうというのもうれしいものです。
一日の中でもいろんな犬さんにあいます。
大きな犬、長い犬、今日はちっこい「ちわわ」が、
しっぽどころかおなかから後ろ全体を振ってこっちにくる。
踊ってるこの犬…と思ったら尻尾をふっているそうで
犬好きなんですか？
いえ、特に…。
動物好きですか？えーと。
なにか飼ってますか。
はい、きんぎょと答えそうになりましたが大人なので
それは口をつぐみ。
なんでだろう、とずっと考えていたことが
今日そこで考えがまとまったのです。
多分ですね、いろんな犬をなでてから
お伺いするので、もしすかるとぼくのズボンとか
手が、いろんなほかの犬のにおいがするんじゃないかと。
で、犬は、その匂いを待っているんじゃかなと
きまった曜日に犬に匂いの宅配便…って、それはなんかやだ。
きっと外界の刺激を待っているのか
仲間をまっているんでしょう。
なかには、なでてほしくて待っている犬さんもいるので
そういう時は、ただぼくもなでてあげています。
決して配達がひまな訳ではないんですけどね。
