あんたはだめだ、
そうことあるごとにいわれると萎縮するもの。
内から見た、福島や宮城の産業はそんな感じかな。
外からいう、風評というのは壊れた信頼ということかも。
ひとつの不安はすべての不安へと類推させる。
それでもまだ原発賛成派が過半数という日本。
壊れたのはなんなのだろう。
それに、なんで、九州まで持っていくんでしょうね。
数ベクレルにせよ拡散すべきではないのに
そんなことが引っかかります。
地元で、もしくは近辺でなんとかできないものか
あるいは、どこかの空き地に置いておいて
じっくり焼却じゃだめなんですかね。
そうやって不信感を広げる行為を
なんで国がやっていくんでしょうね。
九州から見れば細かくは何もしらない
福島も宮城もいっしょくた。
宮城の中でも、そうかもしれない。
知らない人は南も北も西も東も
大きなことも小さな数字も
量を食べるものも、ほんのひとつまみしか食べないものも
みんないっしょくたにして恐れている。
どうせ考えるなら、きちんと最後まで
考えて、いろいろちゃんと恐れて欲しいもの。
いやいやそれより、根本的にあれですよ。
電気をつくる装置なのに
自分が電気を作れなくなってもなお数ヶ月
電気で冷やしつづけなくてはならないというのは
まるでおむつの必要なあかちゃん。そんな未成熟な装置に
現在、未来永劫すべてをゆだねていることのこっけいさ。
世界で500基近くあるその装置。
そんなものがひとつ、壊れるべくして壊れただけで。
さてと夜も更けた、
ひざをかかえて寝るとしよう。