昨日の件、
ご興味のある方、みなさんに来ていただけたら、ということで
詳しい場所をお知らせいただきました。
以下いただいたメールから引用です。
9月2日(日)利府生涯学習センター
ミーティングルーム3(プレハブ2階)
10時~12時 参加費1000円
13時30分~15時30分 参加費1000円
講師の紹介と会の内容について
森厚彦
[もりあつひこ]
1995年、娘が5歳の時にシュタイナー教育を実践する園の立ち上げに関わる。
2002年まで役員として園の運営に携わる。
1997年から東京シュタイナーシューレにおいて通信やカレンダーの編集・制作を担当、
NPO法人だったシューレの最後の代表理事を務めた後、
神奈川県藤野町に移転し学校法人となったシュタイナー学園の理事を二期務める。
現・一般社団法人 日本シュタイナー幼児教育協会の理事/事務局長。
午前中の講義のテーマとリード
「夢を形にするには」ー想いを伝える言葉と熱ー
つながりや関係性が大切、コミュニティの再生が不可欠、
経済と共に文化の復興が重要…
とマスコミが騒ぎ、有識者と言われる人が声を大に唱えたところで
いざ我と我が身に振り返れば、「私は何をしたらいいのか」
「私の想いはどこへつながるのか」が
今ひとつピンと来ないし、まわりを見回しても想いを共有する人は少なく、基盤もない。
戦後66年、いや明治維新以来144年変わらず、日本に生きる大人が直面して来た、
けれども避けて通って来た課題が、この一年間で一気に吹き出している。
それはお上(政治)と庶民(生活)の断絶であり、
安心・安全・信頼・保証といった「目には見えないけれど大切なこと」を
お金に置き換えて(市場化して)しまったことで、
金融経済の低迷とともに失われようとしていること。
ただし、危機感に煽られて「なにかしなければ」と
焦ってしまっては全体が見えなくなり、方向性を見失ってしまう。
行動に移る前、もしくは行動しつつ明確にすべきは、
「言葉」そのものの扱いを意識的に行うこと。
少なくとも日本語を母語とする大人であれば、
相手が話す言葉や文字になった言葉を感じとる素養はあり、
課題はいかに言葉を意識的に取り扱うかにある。
そして言葉にまつわる想いの「熱」そのものは個別なもので、
時代の流れと社会の状況はすでに収束に向かって、再び固まりつつある。
ひとり一人が想いを伝え合い、行動を起こし未来へとつなげることは
今、ここから始めて続けなければならない。
今回の講座では、社会を変える言葉と行動の一歩の
ヒントになるような話しと動きの場を共にしたいと考えています。
みなさまの参加をお待ちしています。