TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

したいことできること

自分にできることと、したいことのギャップは
とうしたら埋められるのだろう。
少しずつしたいこと、できることをすることで
しかなく、
時にその落差に愕然と、なることばかり
だとしても、
やはり少しずつしなくてはならないように思うばかりで。
苦しみながらも。


 


今日、ふっと、以前かかわった山形の自然食品加工工場に
電話で、その後いかがですかと尋ねました。

社長が倒れたり、震災以降は、風評で東京のおーさわ
そーけんしゃ、むそー、などの自然食関連の会社から
注文が来なくなり、
漬物や、飴をつくったり、ジャムをつくったり、ジュースを絞ったり
ぽんせん、缶詰をつくったり、というそれぞれの機械がまったく浮いて
従業員も、全員解雇したそうです。

愕然としながら、ひとつのことを思っていました。
ぼくはそれぞれの機械を使えるので
なにか、野菜とか、持ち込んで加工できないだろうか。
先方は
加工賃だけもらえれば自由に使ってもらって構わない
エアコンプレサーや、ボイラーも使えるからと。

さて。
で、まずカレー屋さんと
海苔の生産者さんに声をかけました。

カレー屋さんはチャツネとか使えないだろうかと。
あとなにかいろいろアイディアが湧いてきそうなかただったので
その辺はゆだねて、待ちです。

海苔の生産者さんには傷海苔で販売できないのがあったら
佃煮作りませんかと話したら
どこか加工場があれば作りたいというので、

ぼくが作ります。
こういう加工場があります、免許や保健所も問題ありません
なんなら、味付けも一緒に行ってしませんか。
詰め方を手伝ってもらいたい。
というと、いいですよ。任せますとのこと。

ぼくは割と思いと、勢いが物事を決めることが多くて
実際、いろいろ考えると、決められない、動けなくなるので
なんと言われようが、そういうふうにしかできないのですが、
今回は自分もだけどさらに相手も速かった。

びっくりした。
二言で、やりましょう、任せます。
って、なんだその決断、
きっと同じ位置で相手もこれまで考えてきているから
そうできるならっていう話を言うと、乗ってきたのでしょう。


で。
いざとなるとちょっとびびったりするわけで。
だって、人様から預かった大事なたべものを煮てもとにはもどせなくして
味付けをして、ビンにして、っていう作業ですよ。
どっかでなにか失敗したらどうするんだ、と
カンを頼りに調理する次元の自分を
別の次元の自分がいさめるんです。

なのに、
野菜ペーストとかつくっても売れないだろうな。
とか、さらに勇み足。

さっき農家に、にんじんでなにかするから、
かたちのわるいニンジンが多くできて困ったらなんとかするから
譲ってなどと大口をたたいてしまって。

春、変な形のニンジンかできてくる前にどうしたらいいか考えないと。
どこか販売先も見つけなくては。

藤崎、グリーマートにスーツ着て営業いくか。


基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。