日常でも、どこにいても
これはどうだ、というようなものに出会うと
結構、探って食べることが多いです。でも仕事にむすびつけて
ではなく、けっこうなにかをいつも求め、探しているみたいです。
鉱脈のような、それはものというより、ひと。
出先でみつけたところから始まるお付き合いもあります。
こんにゃくもそんな出会いでした。
たぶんぼくは人と出会いたいのだと思います。
ただ、おいしい美味しくないというものとしての評価ではなくて。
なにかに(ときに無駄に)情熱を燃やしているひととつながりたい。
そんなに納豆好きではないのにこんなふうに書くのは気が引けますが
おいしい納豆って、やさしいまるで(たぶん)作ったひとの味がするような
気がするんです。
とがっていない。
それが今回出会った、写真の納豆。
秘伝豆の無農薬わらつと自然菌の納豆
これ、庄内に出かけた時に、泊まった旅館の朝食に出たものです。
で、やっぱりその足で教えてもらった納豆屋さんに向かったのでした。
納豆って、シンプル。
四つの要素しかありません。
大豆。納豆菌。製造技術。鮮度。
けど、大豆といっても農法から、品種で多様。
納豆菌は国内で確か山形宮城での四か所らいくしかないらしいけれど、
製法もいろいろで、なかなか一筋縄ではいきません。
おいしい納豆がなくて、正直年々納豆が苦手になってきています。
特有の苦みえぐみ。
昔は違ったような気がするのだけれど。
こうなると、もう自分で作ってみるしかないような気がしてきました。
こんにゃくは製造許可を必要としないと、こんにゃく屋さんが言っていましたが
…なら、納豆はどうなんだろうと思って調べてみると、いるんですね。…
まあ販売しなければいいんでしょう。
って、だんだんなにしたいんだかわかんなくなってきましたけど
で、そこで納豆を2000円分買ったので、
ただいまいろいろ試食中。
最初の三つは西友で比較用に買ってきたもの。
苦みありとくにおいしくも
普通の納豆はこういう苦みが特徴タレ必須
苦くて豆がえぐい
納豆の風味がいいが豆に少し苦み
豆の味うすくちょい苦み
〇納豆くささがなくまろやか
〇風味がいいまろやかで癖がない(これ菌はなんだったっけかな)
結局、わらつと納豆を食べておいしいと思ってしまったので
それに近いものがおいしいと感じるみたいな食べ比べになりました。
材料に無農薬のものを使って作ってもらえたらいいのにな…。
ちなみに一番最初のわらつと納豆は2本で1050円しました。