豆腐屋さんのおから、農家に使ってもらうことになりました。
いい堆肥になるんだそうで。
豆腐屋さんも、産業廃棄物として、処分代を払わなくて済むので
徳。
ぼくはときどき、うちの台所でおから料理もできそうだし。
一方、無農薬こんにゃく芋を津波被災農家に作付依頼してみました。
できるかどうか。
塩がけっこう下からまだ上がってくるようなのですが
温かくて、水はけがいいという条件には、合致するので。
できた芋は、こんにゃく屋さんに送って加工して今度は
ぼくが売ります。
そういう流れはおもしろい。
べつの山のほうの農家にもおからを渡しつつ、こんにゃく芋どう?、
話してみると、面白がってぜひやってみたいと言ってくれて。
いま借りている畑、もともとはこんにゃく栽培をしていたとこだったそうで
まるで、地域の歴史の掘り起しですね。
畑を借りている農家のおばあちゃんあたりに聞いてみたら、
こんにゃくのおもしろい話も出て来るのかも。
意外に昔は結構自分らでつくっていたりして。
そうして製品ができたとしたら、
PB(プライベートブランド)ではなくノーブランドだけれど、
販売力に物言わせてのラベル張替が多いPBのなかにおいては
実質のPBといえるのかもしれません。
そういうこんにゃく、販売できたらいいな。