TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

野菜が高いので冷凍野菜をとのニュースに

zasshi.news.yahoo.co.jp

テレビを持たないのでこういうニュースを知らないのですけれど

テレビをみて、という記事を見て

なんだか、ジーンときてしまって。

慣行栽培のスーパーの野菜のことはありますが、

ヤフーをリンクで載せてみました。

 

 

 

 

 

以下リンク切れに備え、テキストにて掲載

 

NHKあさイチ」に届いた特集を全否定する視聴者からのFAX
メディアゴン 11/4(金) 9:45配信
保科省吾[コラムニスト]
***
野菜が高い。近くのスーパーでもハクサイ1玉650円、キャベツ1玉350円、ダイコン1本290円・・・。レタスは298円だった。値段を見て買うのを止めた。


「どうにかしなければ今夜の鍋も出来ない!」と思っていたらNHKあさイチ』で、「冷凍野菜を使おう」というと特集をやっていた。なるほど、この頃の冷凍技術は長足の進歩を遂げていて、生鮮野菜と遜色はない。


旬の最も安いときに生産者から大量に購入して冷凍するので値段も安定しているという。そんなことをやっているこの日の放送で、スタジオに一通のFAXが送られてきた。趣旨は以下のようなものだ。


「私は野菜農家です。天候不順で収量が上がりません。値段は上がっていますが、ぎりぎりでやっています。こういうときに、野菜は買わないで・・・。と言う特集をやられて、野菜が売れなくなると、生活がたちゆきません。普段より高くて申しわけありませんが、できれば野菜を買って下さい」


この、FAXを読むように有働アナに指示したNHKのスタッフに敬意を表する。
虚を突かれたのだろう、スタジオにいた井ノ原さん始め、誰も反応しない。

何しろ番組の趣旨を否定する内容なのだから。そして、以降は何もなかったように番組は進行した。しかし、筆者はがーんと頭を殴られたような気がしていた。
レタスが298円、普段よりたかだか100円高いだけだ。スマホの通信料の高さに比べたら何ほどのことか。筆者はスーパーにとって返してレタスを買ってしまった。

マヨネーズをかけて1コ全部食べたら、やはり生の野菜はうまかった。
野菜の美味しさ噛み締めながら、筆者は思わず反省してしまった。
 「私は日々、自分が損か得かだけを考えて暮らしていないか」
 「相手の立場を想像する余裕がなくなってはいまいか」


たとえば、スーパーで商品をひっくり返して、賞味期限を確かめる、出来るだけ長いものを選ぶ。でも待て。今日食べてしまうものなら賞味期限が短いモノでもよいじゃないか。


筆者は今のところ毎日スーパーに行けるのだから、賞味期限長いものは週に1回しかスーパに来られない人のために棚に残しておくべきではないのか。


それに、と思う。よく考えてみると損か得かだけを考えて行動することは、世の中の金儲けの上手い人、言いかえれば上位1%の富裕層の罠にはまっているのではないかと思えてきたのである。


強欲資本主義の奴隷。
「損か得か」それだけでの判断基準から逃れれば、獲れすぎたキャベツをブルドーザーで潰して生産調整をするようなバカなこともなくなるのではないか。常識で考えておかしいことは「やはり、おかしい」と考えられるようにしたいものだ。


保科省吾[コラムニスト]

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。