なんだろう、今日はなにか嬉しいことが
あったかな
いちにちの終わる隙間に、お風呂で少し一日を
振り返ってみました。
たいていは、車の運転が多いこともあり、
あまりいいことなどなかったりなのです。
お風呂で、なにかを思い返すことなど
むしろ、避けて忘れることに徹したりしていますが
どうてか今日は、なにかいいことがあった気がしました。
思い返してみて、ありました。
いいこと。
一年前、ちょうどお盆過ぎの金曜日、
ぼくが庄内の夕暮れをながめていた、
それは浜辺でうけた電話でした。
母が入院しました。
急にだから、一か月休みます。
そして、一か月して、電話してみました。
おでになりませんでした。
どうしているか、どうしたのか、
おあいこともないお母さんのことも
数かいお会いしたご本人のことも。
近くを通る、
そのたびどうされているか気になっていました。
でもねまさか、電話をすることもできません。
だからどうということもないので。
そして今日、金曜、あの同じ時間に
お電話いただきました。
脳卒中だったと、一年入院して
ようやく退院して、落ち着いて料理ができると。
また同じセットで。
お電話ありがとうございました。
たったそういうことが、ひとりのいちにちの
重みを、とても深く輝かせます。
お名前伺うと、わかりますか?いう事でしたが、
わかりますとも。
おそらく少しの勇気を出してくださったかと思います。
ご連絡ありがとうございました。
お陰様で素敵な一日になりました。
野菜は急に涼しく、寒くなり実のものは、時間をかけて
大きくなるようになり、不安定になってきました。
雨で、花は実にならずその花のまま地面に落ちます。
今からは、秋野菜を待ち焦がれる季節です。