TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

野菜発熱 発熱野菜

野菜が熱をもつ
と以前に書いたことがあります。
 
その後、それどう言う意味ですか?
熱をもつってと聞かれました。
 
自分では当たり前のことだと思って
つかっていた表現でしたが
あまりしない言葉回しなのかな?
やおやの方言?
それとも熱をもつと言うこと自体
気がつかないことかもしれないですね。
 
野菜って、採ったら
採ったまま物体として常温のままという
ものではないんです。
 
わかりやすいのが、
豆類でしょうか。
中でもソラマメは、ぎゅーっと
箱の中に詰めると自ら発生する熱で
体温より熱くなります。
長ねぎもそう。
 
梅もすごいです。
以前の仕事で
王院堂農園の無農薬の梅を
10トン保冷車で大阪から
運んだら、届いたときには
梅が黄色になっていました。
 
翌年、冷凍車で冷蔵として
運んだけれど、スイッチを切ったのか?
と思うほど、冷蔵庫が梅の熱に負けて
黄色くなっていました。
 
いまだに、梅を扱わないのは実は
このときの梅の発熱パワーに懲りて
怖いからです。
 
最近ではうっかりしたのが
きのこの小口軸の部分。
 
ひらたけしめじのトレーをつけないで
とお願いして、届いたのを確認したら
クールなのに、箱の中が熱いの…。
はっきりと小口があたっているところが
変色。あれから、ちょっと
ひらためしめじに慎重になっています。
 
ブロッコリーもかなり発熱します。

最後の週には発熱して黄色くなってしまって…悲しかった。
 
ご存知、麹やぬかはものすごい。
湯気が出ますよね。
 
収穫した後も生きているということなんだと思います。
それに発熱しないと言うのは命がないというのと
同じで、すでに形だけが残っている死んだ野菜と
言うふうに言えるのかもしれません。
 
これで合点がいくのが、
やけに鮮度が落ちるのが早い野菜があるんです。
たいていのものは、やけに長持ちすると
思っていますが、長ねぎ、ブロッコリーなどは
すぐに黄色くなる…。
 
意外なとこが
サンプルでいただいたえのき。
新鮮なのはとてもおいしいんです。
それをちゃんと、おいしい状態で
届けられないとしたら…。
歯がゆさ。
 
野菜が温度にこんなに微妙とは。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。