それがこの「たまごカレー」
たいていのものは、食べると
どうやって作ったかと言うか、
だいたいのおおざっぱなところが
組み立てとしてわかるんでテクニックや
あとは素材云々になるのですが
ここの、なかでも特に「たまごカレー」は、
肉、魚などの動物性のものを
使わないで、この味?という感じ。
真似したいけどできないっす。
いつも首をかしげながら食べています。
なんで、なんで、こんなにうまいの?と
よくたまごを混ぜるとなおおいしくて
口の中で問いかけながら
解けないなぞを楽しんでいます。
たまねぎがベースで唐辛子が入っていないとのことなので
辛くなくて、やさしい味なんです。
これ素材に任せているだけでは
こういう味ができないので
そこらへんを調理方法や
スパイスでなにかしているんでしょうね。
なにか。
なんでたまご?と聞くと
「現地」では鶏肉を食べてしまうと
それで 終わりだけどたまごなら
生んでくれる間は食べられるから
なんだといいます。
一気に見方が変わりましたね。
子供向けに辛味を抜いたカレーでも
ほかのカレーになりたくてなれなかった
カレーではなかった。
このカレー
可能性がありながら「ここ」で抑えているところが
絶妙で、もう歯がゆいほど優しい。
ほんとは「エッグカレー」といいますが。
かわいいので、たまごカレー。
泉区高森のあちゃーるで食べられます。
あ、真似したいけどできない壱弐参横丁、伊勢うどんの
「阿吽」移転先不明のままいったん閉店だそうで…。
どこの引っ越しするのか、
いい場所が見つかること願っています。