TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

さまざま

1p3065943 あまり声だかに言ってはいませんが
セットに入れているうち、無肥料の人参です。
誤解があると、いけないのですが
ざっくりいうと、よそから肥料をもちこまず
そのなかで循環させている畑で作った人参ということです。
タネは固定種(後述)。

ただ、味か薄いというか

わかりやすい美味しさというわけではないんですよ。
今年も去年にに続き、無肥料のきゅうりを
出せると思いますから、それと併せて感じていただけるといいのですが
評価はわかれるんです。
「味がない」、「さわやかな味で好み」。

無農薬が大前提で、あとは個々の農家さんそれぞれの
こだわりがあり、そのなかで工夫を凝らして
育てています。作品に近いです。

無肥料人参は、木曜日は先週配達しました。
あと、水曜、金曜は今週配達します。
そのほかの曜日の方には来週配達します。







1p3065945 しのぶ冬菜も
人参と同じく固定在来種です。
これは有機で、動物性肥料を使って育てています。


ただ在来種として続く個性でやはり
こちおう小松菜なんですが、味は野生に近い感じで
荒々しいです。
収穫も、土の中に生長点がもぐってしまうので
冬に強いが作業はしにくいという点で農家泣かせ。
いままで、3回くらいお届けしたでしょうか。


見た目は…みたとおりで、ただ黄色いところも
枯れているように見えて味には関係なく食べられるのですが
その辺が、評価されないと悲しく虐げられる存在になってしまいます。



固定種に対して、一代交配種というのが今はほとんど主流で
無農薬農家さんもそれを使っている場合もあります。
トマトはほとんどそうですね。


以前、 かぼちゃで、こんなことがありました。
一代交配種(F1)を 種が高くて買えなかったので
農家でできた作物から種をとったということで、
(正確に言うと著作権法に抵触する恐れあるから真似しないように…)
結果、安定しないという言い方をしますが、
おいしかったものと、石みたいにいくら茹でても固かったというものもあり
代わりに違うもので対応したり、これはあわてました。


いろんな野菜があります
というとき 背景も さまざま。
無農薬というのは
目的ではなくて手段なんですね。


おいしい野菜を作る。
環境に配慮して生きる。
未来に負の遺産を残さない。
間違ったことをしたくない。
理由はさまざま

 

農業に正解はないと、よく言います。

こんな感じで、近い価値観の中でみなが
つながっていけたらそれでいいと思う。

なにが正しいということではなく。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。