TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

ふさがり

なんだかね、いまだに
茫然としてます。


何日目か、何曜日か
電気がついてケータイが通じて
水が出て、ガスが出たのは
いつのことだったか。
遠いような、今のような。
日常の当たり前のことが宙に浮いている感じ。
ただ、不安だけが心の中に厚く垂れこめていて。

 

福島の二本松に帰農した若い農家さんと電話で。

「小さい子供がいるので、いま実家の東京に避難している。

続けていきたいが、出荷制限どころか、摂取制限に昨日移行してしまい
自分で作っているものを自分で食べることすらできなくなった。
水すら飲めなくなった。
測定の仕方をどうやっているのかも不透明で
洗えばいいのかすらわからない。

 

周りの一般の農家は、作っても販売できないけれど
それを作って、販売できるようになにかしないと
補償が出ないと困るから捨てることになってもとりあえず
作るような話をしている

 

ぼくらはどうしたらいいのか。
安全なものを作りたいのに、
作っても食べられないものを作ってもしょうがないし
加工して放射能が問題にならない、綿花や油をつくろうか
2年くらい、放棄しようか、
そのあいだどうやって生活したらいいのか
こどもも、いったいどうしたらいいのか」

 
 




ちなみに、大気中の放射能の濃度はずいぶんデータがありますが
単純に相似ではない、地中の濃度のデータが見つかりません。

 

なので、宮城県知事のかの安全発言はあとで問題となりそうな気がします。
だれが、指摘するかです。
ただ福島を捨て石にして、宮城県はそれでいいのかとも思う。 


あと、食品から摂取しての被曝と、レントゲンやCTスキャン一回での
被曝では時間の長さで、意味が違います。
そこを分けて考える必要がありますが、情報を出す側が
より弱いほうに誤解するよう情報を誘導している節も
感じられることがあるので、そこにもまたきちんと理解しなくては。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。