スイートスパイスアサノという
空堀通りにあるちいさなお店です。
配達中そこで遅めのランチを食べた後に、
クッキーを買いました。
750円のランチがナチュラルな感じでおいしかったんです。
別にオーガニックだとか、いい材料だとか
言っていないのに、ちゃんとゴボウの風味がする
根菜スープだったり、季節の材料で作っていて。
(サラダは別にして)
で、ランチであることを思った後、
クッキーを買い、運転しながら、
食べて、また同じことを思ったので書きます。
いい材料をつかっているからいいんだとか、
おいしいとか、
いうんじゃないんだよなぁと。
「いい材料を使っているからいい」というひともいるけれど
そういう考え方はどうも、ね。
この写真のクッキーはふつうの材料です。
でも、おいしいです。
きっと、限られた枠の中で
努力されてきたんでしょうね。
そういえば、
エコノミーとエコロジーの関係に似ているかな。
ときどき、ごっちゃというか、、
勘違いしているじゃないかと感じるときがあります。
「エコなモノってそれを買えばいいから楽だ」と
ラジオで堂々と言う方がいて、
思わずラジオ切ってしまいました。
それって、エコノミーでもエコロジーでもどっちにしても
ちがうでしょ。
そんな単純じゃないし、たとえば、
普通より高いモノ、に投資をしエコロジー(狭義の意味で環境保護としても)
を実践するとして、できるひとが何人いますか。
やおやのお客さんは、そうして投資してくださっている方だと思います。
ありがとうございます。
ただ、ぼく自身、この仕事をしていてもなお、
環境にいいことをしているとは
いえない気がしてならない自分だったりです。
「…だからいい」とはすべてそうですが
いえないんですよね。
すべて清濁併せ持ち。
簡単じゃありません。
あ、でここの店名。
スイートなスパイスって、なんだかとんがってて
いいな。