星さんは無事で、元気にしているとただ、それを伝えてくれと
伝言です。
TAROさん無事かなあ、港町歩いていなかったかなと
うちのひとがそれを心配していたの。
そういう星さん。
ぼくが電話したときも
開口いちばん、あなた、生きてたあ~でした。
そういうひとです、星さん。
田んぼは、来年にはなんとかしたいといいます。
丹精混めて作った田んぼの土の上は数メートルの
ヘドロやなにかの残骸です。車も埋まっていたり
いえ車だけではなく、ななにがうまっているかわからない
そんな状態で、車から降りて
ちゃんとみることができませんでした。
去年までぼくが住んでいた街じたい、なんというか
スクラップ置き場みたいになってしまっていました。
街の中、一メートルまで津波が来たということは
すべてが濡れて、ごみになってしまう
こういうことなんだ、家があるだけまだいいという状態。
星さんのとこでは、田んぼだけではなく、
海苔のいかだも、流され、船もながされ、トラックも使えなくなってしまったそうです。
たのまれごとがひとつ。
ユニック車、やすくどなたか譲っていただけないでしょうか。
あれがないと海苔も米もしごとができないそうです。
背中にクレーンを積んだトラックです。
ぼくからのたのみごとがひとつ。
なにか、田んぼのごみひろいなど
手伝ってくださる方いたらいっしょに
お願いできないでしょうか。
いつか、タイミングをみて。
あした田んぼの写真アップします。
まだ、RAW現像してないのですが
撮るのも正直きつかったです。
この足元まで来たと、指差す高台の足元まで
海面から高さ15メーター以上はあるかと。
港の海面も、地盤沈下したのか、満潮だと言うのに
いつもより
ずいぶん低くなっていて、灯台も傾き
風景が、知っている風景が消えていました。
とにかくやるしかない
そんな、ことばをお互いに
自分に。