冬本番。
だんだん宮城の無農薬野菜さびしくなってきました。
埋めたり(うめたり)した大根、埋けたり(いけたり)したネギ
毛布で温かいところで寝ているサトイモ、長芋、とか
そんな感じのをぼつぼつと。
出したらそれで終わりという状態です。
いかにうまく自然の中に貯金できるか、
と。
あるいは、南の方でできたて採れたてを。
春までなんとかしのいでいきます。
あと、野菜の昔ながらの加工品も、出番です。
納豆、切干、こんにゃく、ときに震災前はわかめとか助けてもらったけれど
いまは、漁業者がじぶんの自由に販売できなくなったので
(いったん補助をだしてくれた漁協に治めることになっています、海苔も)
なかなか不自由。
春を待ちわびながら
野菜が、雪の下で静かに眠る、いまがいとおしい。
そうして耐えるうち、甘味を増すのも今の自分の野菜です。