TAROやおや’s blog

仙台で無農薬の野菜をセットにして配達しているやおやです。

畑の思いを抱えて、街を耕す

できる範囲で

 

新しくお申込みになったお客さんからご質問がありました。

忙しくなったらもうひとりアルバイト雇わないと
できなくなっちゃうんじゃないですか。

以前はそうでした。アルバイトお願いしてました。
無農薬野菜を広げよう、それはいいこと、と
がんばりました。

でも、やって思ったのですが
普通の仕事ほど儲かるわけではないのです。


ですので、アルバイトに支払う給料を払うため
自分がそのひとの労働力の倍ちかく仕事しないと
そのひとの給料を払えないのです、じっさいぼくの労働の時給は
アルバイトのバイト代の半分くらいと安かったです…。

それで、できる以上のことはできないと
いまは税理士さんにお願いしているだけで
あとは一人でやっています。
少し楽になりましたが、

どうなんでしょうね。
どうバランスをとればいいのか、

なんとなく、自分の役割についても考えます
22才のときから、かかわってきた無農薬野菜。

以前は東京でらでっしゅの設立や大地の成長期と

時代をともにいっしょにやってきました。
このごろは、時代はよりわかりやすいものを求め
かわっていくのだなと、感じていて
そこに職人的な追い求めより、よりわかりやすく容易いほうに流れる風潮。

そういうワンストップ的な便利なものは提供できないですが
思いは届けたいので、まだ自分にできることがあるうちは
できることをできる範囲で、伝えお届けしていくつもりです。

 

寒い冬でした

こんにちは、今年の冬は寒いですね

改めて、いま言うべきことではないのですが

とりあえず、時候の挨拶など。

 

…ですが、いつもよりほんの少し寒いということは

ときに甚大で、ずいぶん今年は保管している野菜を

傷ませました。さつまいも、さといも、じゃがいも、

ヤーコンいも(語尾が全部「いも」にしたかった)

 

いまから出る野菜はなかなか成長してませんね。

キャベツ、大根、農家さんから泣きが入っています。

 

でも、保存してい白菜はこれから出しますが逆にこの寒さで意外に持っています。

あとたまねぎもまだ芽がでないので助かります。

凍ったりも繰り返したけれど、どうにかのりこえてきたので

野菜をみたとき、その苦労が見えるのがこれからの季節。

 

もともとこの仕事を始めたのは、

この時期に、芽の出てきたジャガイモを手にして

生命力を感じて、こういういのちあるものにいつも触れていたい

伝わる人に届けたい、いいね、っていいあえるひとと同じ価値観でもって

わかちあいたい、と思ったことがきっかけです。

 

いろいろ迷いちからのなくなっていた時に助けてくれたのは、

ほんらいよくないとされている芽の出たじゃがいも。

 

でもね、食べるとおいしいんですよ、芽をかいて

食べると、冬に寒くて専門的なことは置いといても

甘くなることで冬に凍らないよう耐えて、そして春を待って芽をだすんですが

その時期のじゃがいもが 一年でいちばんおいしい。

 

いろいろ、お伝えしたいことはあるのですが

とりあえず、そんなじゃがいもなど、来週お届けします。

メークインと男爵と、芽の出具合でどちらかをお届けします。

 

 

 

 

 

無農薬野菜の風体

 

黙ってると誤解されやすいのが無農薬野菜

曲がったきゅうりはだいぶ受けいれられてきました
それでも、だれかがどこかでいいます
白菜に黒いポツポツがあるのはカビだ

いやそれは寒さにあたって凍えるとそうなる
寒さにあたるとおいしくなる、その証拠だから
むしろいいし、ただのアントシアニンという色素だと
説明すればおそらく受け入れてもらえるのに。

理解せず排除というのは悲しい。

もともと無農薬野菜は、
違うということで自分たちにあわない、阻害すべき
という価値観をまともにうけてしまいがち。

市場が少ない分相手にされず
ただ笑われたり というだけであったものの
いずれ自分たちの価値観を脅かす市場規模になった時
悪評により標的にされてしまう怖れも。

だから、誤解をとくことができない野菜にかわり
誤解を解くのがぼくの仕事であると思っています。

問題はぼく自身が、無口であって、野菜と同様なわけなんですが。

 

パン屋さん

 

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午前中自宅で作った職人さんのパンを宅配してもらっています。
隔週で六個くらい入っていて1500円。

耳がおいしい香ばしいな

全体の風味はさほどつよくないのでなにかと一緒に食べると
おいしい、そういうパンの立ち位置は食事パンというらしい。

ひとりでつくって、お届けする分だけ作るというのはいい。
店舗ないから余分につくり飾りすてることもない

天然酵母でなくては ということもない
市販のは天然酵母といいつつ
ほんの少し追加するだけで天然酵母だとか
いろいろです。

 


結局 炭酸ガスを発生させて保持、ふくらませるという役割の酵母
問題はイーストを使用しても、パンにむかう姿勢ではないかと
思うこの頃。
なにかにこだわると、大事ななにかをみおとすこともある。

できたて風味を知ると
常温でトーストより

冷凍してレンジかな。
レンジはあまのり好きではないけれど
これもまた


ひとりで、食べきれないと思ったけれど
忙しい中でも、朝パンオリーブオイルで一枚たべることが
あたたかい習慣 になりつつあるようでいつしかパン屋さんを楽しみに待つ、
ありがたいです。

そういうことでライフスタイルが変化していくのは面白い。
コンビニに一切よらないですむように、朝芦田さんの珈琲もポットにドリップして
いれます。

 

今週、この地域なら届けられると思われる場所のかたにはご紹介ちらしを入れています。

無添加マーマレード

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保存料とかゲル化剤とか酸味料とか、着色何号とか
日本のと違ってなんにも入っていないんだな
その割に、賞味期限一年も過ぎても
かびないし、腐らないんだな…

と思ったものの
どうして食べていなかったか
自分で忘れていました。

たぶんいただいたのです、
輸入マーマレードでしたから。
原材料名には、
グレープフルーツ?、オレンジ?
と書いてありますが、
添加物が書いていないからと言って
自然食品とは限りません。

お気づきの通り、
防カビ剤たっぷり散布しているかんきつ類で
その皮…。
食べないけれど捨てられず、ずっとあったものでした。

たべものがほかになかったとき
もったいない食べなきゃ、あれうまいなこれ、
とラベルをみて、気が付いたのでした。

そういえば、コンポストには、かんきつ類の皮は
捨てないでという指定があるところが多いと思いますが
それは皮がなかなか腐らないということから。

基本セット5品1000円 標準セット6品1200円 満足セット7品1400円 大盛セット10品1950円 特盛セット13品2500円 他、ご要望に応じて苦手なものは他の野菜に入れ替えたり、追加注文可能です。