なにもおかしいことはなくても、
いつも不自然なほど満面で笑ってみせるひとなのに
変わらずたぶん、元気にみせているけど様子がちがう。
なにか、違うところに心が
生産者さん、年上、妙齢の女性。
何か悩み事ですか？
という話、
それはこないだのはなし。
今日は、レモンを頼まれたので
なにをするのですか？と。
レモンを皮ごとすりおろして冷凍するの
必要な時に、ちりめんじゃこと一緒に
ごはんに乗っけて食べるの。
おいしいわよ
ぽかーん。
何いっているのかわからず
途中からうわの空になり別のことを考えて聞き流してしまいました
たぶん、もう一回同じことを言うだろうな
と思っていたらやっぱり
もう一回言いました。
ここメモですが、ひとって、自分の思いが思っているように伝わらないと
おんなじことをもう一回、いうんです。
そういうときは、普通相槌を打たないと永遠、繰り返しのループに(まさか)
つまり、へー、美味しそうですねと
いってもらいたかったと思うんですが
つい、元気なさそうな表情に
なんですかそれ、
変ですよ、そんな美味しさわかんないなあ
あわないですね、味覚。
と切り返し。
お腹から、笑ってくれました。
美味しいのよー。
ほんとに、やってみて
そういえばレモンって
なんでも合いますよね
それはわかりますよ、
でもちりめんと、皮ごとレモンをすりおろして、ご飯にって
全然味想像できないですよっ。と
皮ごとってなんですか
とぼくも笑う。
だってたくさんあって、無農薬だし、もったいなかったんだもの。
あー、それわかるかも。
たくさんあるといままでしない発想しますよね。
うんうん。
笑えてよかった。
また近いうち。
わかめがおいしかったとお客さんがわざわざ
メールをくださった話のことなど、今度。
きっとそんなことで、お互い元気になっていける。
