【向こう側は作った多田さんの手、道の駅にて食べかけすみません】
【畜舎を改造した多田さんの工場と、芽出る納豆の社長さん】
株式会社TARO遠野の風として、見学に行ってきました。
遠野は水、空気、光が素晴らしいところでした。
なにもないと言われますが、なにもない環境の
なかになにかがたくさん埋もれていました。
【左がチーズ担当の息子さんと熟成前、右が多田さんと六か月熟成のチーズ】
多田さんという、畜産と無農薬野菜の農家さんのところ。
畑はいまは雪の下なのでおやすみでしたが
【芽出る納豆の材料の大豆で多田さんが試験的に作った、芽出る豆腐】
牛を眺め、ヤギを撫で、水を飲み、草のにおいを嗅ぎました。
自由放牧というのか、牛舎が変わっていて
牛さん、好きな時に山にいってお散歩して
おっぱい絞る時間になると、
搾乳機の前に列を作り、順番待ち。
【案内してくださる多田さん】
そして好きな時に餌を食べて、
好きな時に牛舎で寝ます。
【向こうに見えるのが牛舎と、牛の遊び場】
ヨーグルトやチーズ、豆腐のサンプルを味わいました。
豆腐は、なんとあの芽出る納豆の大豆と同じもの。
そしてこれが、目つぶって食べたらプリンかというほどの甘さ。
ドイツパンも重量級のものがあり、うーむ。
一括してすべてを販売する場所欲しい…。
これはぜひ手に取って味わってみてほしいモノたちでした。
【牛の寝床、近寄っても騒がず埋まって静かに落ち着いている牛は幸せそう】
多田さんはもともと役所勤めだったのですが
退職して最初に作ったのは牛舎だったそうです。
その感じは無農薬野菜つくりは、土つくりからという事と似ている感じです。
とにかくいろんなものの感覚がしっかりしているかたで
けっして欲張らず、バランスのいいので、
こういう方のつくるものなら間違いがないだろうなと思いました。
【ヤギ、なんともかわいい】
【納豆の社長さんと、かわいいヤギちゃん】
これらをばらばらではなく
一括して販売できる場所があればいいなと
思ったりします。
ひとつの思いの連鎖は、ひとかたまりで表現していかなくてはなりません。
商品の語るストーリーはそれぞればらばらでは、言葉足らずです。
多田さんの思い、その塊。
【遠野といったらここらしい、よくわからないのだけれど撮ってみた】
まとめて、でなくても次々と連鎖的に
お届けして味わっていただくことが できたら。
まずはヨーグルトだけと野菜だけから。
【後ろの山を崩してその土をベルトコンベアで運んで15メーターの万里の長城堤防を作っています、その向こうに見えるのが奇跡の一本松】
【最後に、頼まれてつくっているというニンニク畑と納豆の社長さん。すっげー。】